『公共R不動産のプロジェクトスタディ～公民連携のしくみとデザイン』の刊行を記念し、著者の馬場正尊さんと菊地マリエさん、Lusie／神戸R不動産の小泉寛明さんをお迎えし、トークイベントを開催します。

今、日本各地で、公共空間の活用が加速しています。その背景には、規制緩和が進み、使い方の可能性が広がり、行政と民間の連携も進化していることがあります。この本の著者である「公共R不動産」は、行政が所有する使われていない公共空間とそれを使いたい市民や企業をマッチングするウェブサイトとして、3年前に設立されました。トークでは、公共R不動産がリサーチした国内外の先進的な事例から、公共空間をオープンに、公民連携をシンプルに使いこなすノウハウとアイデアを紹介します。

また、神戸R不動産を運営する小泉寛明さんには、市民主導の社会実験から始まった「EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET」、阪急電鉄灘高架下を工房・アトリエが集まるクラフト街に変えるプロジェクトなど地元・神戸の活動のほか、以前暮らしたアメリカ西海岸の公共空間の使い方などもご紹介いただきます。

行政の方、民間企業の方、公共空間に関心のある方々が知りたい情報、現場のヒントをたっぷり語っていただきます。