沼野充義「いま文学にできることは何か」『つまり、読書は冒険だ。』刊行記念
2017年04月21日(金)
東大現代文芸論研究室を主宰され、文芸評論家としても名高い沼野充義教授。光文社古典新訳文庫では、創刊当時より沼野教授にアイデアやアドバイスを頂き、企画の参考にさせて頂いています。
そんな沼野教授は、「いまの文学はどうなっているのか」「どんな面白い本があるのか」「それをどう読むべきか」といったことについて、現在最前線で活躍する小説家、翻訳者、研究者たちをゲストに、2009年~2016年の間に26回の対談を重ね、5冊の対談集(「対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義」シリーズ・光文社刊)を刊行されています。
3月に発売された『つまり、読書は冒険だ。』はその最新刊にしてシリーズの掉尾を飾る完結篇。沼野教授の文学への熱い思いが読み取れる一冊です。
多くの対談を通じ、「いま文学にできることとは」「文学を楽しむ秘訣とは」といった深い問いに、沼野教授はどのような答えを出されたのでしょうか。いつもはホスト役の教授をゲストに迎え、文学への思いや対談という手法について、縦横無尽に語って頂きます。
- 日程
- 2017年4月21日(金)18:30~(開場18:15)
- 出演
- 沼野充義(文芸評論家)
駒井稔
(敬称略) - 会場
- 紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
- 料金
- 無料
- 定員
- 50名
イベント登録日:2017年04月03日
スポンサーリンク
関連アーカイブ
- 土屋京子 × 松本朗 「新訳刊行開始!「ナルニア国物語」の魅力に迫る」
- 亀山郁夫 × 沼野充義「世界を揺るがしたあの革命は善か?悪か?」 ~ドストエフスキーからプーチンまで~『ロシア革命100年の謎』刊行記念
- 小林章夫 『フランケンシュタイン』とイギリス文学の想像力——メアリー・シェリーからイシグロまで 紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫 Readers Club Reading Session #36
- 飯野友幸 ホイットマン『草の葉』を通してみる現代アメリカ—ボブ・ディランからトランプまで—
- 野崎歓 恋愛小説『マノン・レスコー』の時を超える魅力 紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #37
- 渡辺政隆「ダーウィン 『種の起源』が遺したもの」紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #20
- 沼野充義「世界は文学でできている―― 文学はお金より大事なんだぜ。」「対話で学ぶ連続講義」(沼野充義・編著 光文社)全5巻完結記念トークイベント
- 谷川道子「『三文オペラ』『ガリレオの生涯』20世紀最大の劇作家ブレヒトの魅力」紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #31
- 粟飯原 文子「アチェベ『崩れゆく絆』と、豊饒なアフリカ文学の世界」
- 沼野恭子「トゥルゲーネフの魅力とその翻訳について」紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #32 『初恋』