久保明教 × 平倉圭「暮らしのなかで考える」
『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)、『かたちは思考する』(東京大学出版会)刊行記念

2020年03月17日(火)

研究者であるか否かを問わず、私たちは日々の暮らしのなかで能動的に観察し、分析し、言語化し、選択しています。しかし、それを支えているのは、疲れたら休み、お腹がすいたら食べる、受動的な暮らしのありかたでもあります。分析する私と暮らす私が混ざりあう領域では、部分的に言葉にならない思考がどこかバラバラなまま蠢いているのではないでしょうか?

『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)と『かたちは思考する』(東京大学出版会)の出版を記念して、テクノロジーの人類学を専門とする久保明教氏と芸術学を専門とする平倉圭氏が、家庭料理から芸術制作まで、学問と生活、考えることと暮らすことをめぐって語りあいます。

日時
2020年3月17日(火)19時30分~
出演
久保明教(一橋大学准教授)
平倉圭(横浜国立大学准教授)
(敬称略)
参加費
1000円(事前申し込み制)