甍賞 
第18回 瓦屋根設計コンクール・第5回 学生アイディアコンペティション

2020年02月01日(土)〜2020年05月10日(日)

第1回を1981年(昭和56年)に開催して以来、38年の歴史を持つ甍賞。日本の景観を美しく彩ってきた粘土瓦の新たな魅力を求めて数年に一度行い、今回で18回目を迎えます。粘土瓦は大地の恵みがもたらす土が素材であり、環境問題が叫ばれる現代において、人にも環境にもやさしい自然素材としてさまざまな可能性を秘めています。耐久性・断熱性をはじめ数々の特性を備え、優れた造形美で約1400年の間受け継がれてきた日本建築美。

現代建築と融合したとき、その美しさは新たな魅力を放ち、発見と驚きをもたらしてくれます。粘土瓦という素晴らしい素材が、自由な発想でどのように活かされていくのか、皆さまの力作をお待ちしております。

第18回 瓦屋根設計コンクール

募集期間
2020年2月1日~5月10日(5月10日消印有効)
募集対象
設計事務所及び設計者
(一般部門は、作品を実質的にデザインした者を含む。)
課題
国内産粘土瓦を屋根又はその他の部位に使用した建築設計や環境デザインの優れた実施例で、応募時点において完成後1年 以上(7年以内まで)経過している建築物及び構造物で、「住宅」 「一般」の部門別に審査します。
・住宅部門(一戸建、併用住宅、集合住宅等)
・一般部門(住宅以外の建物全般。また屋根以外に使用した建造物も含む。)
建物の様式、大小、瓦の産地、形状等は制約いたしません。すでに発表されている作品でも結構ですが、過去の甍賞に応募 されました作品の再応募は出来ません。
金賞(2点)
国土交通大臣賞(住宅) 賞状および・副賞50万円
経済産業大臣賞(一般) 賞状および・副賞50万円
銀賞(1点)
賞状および・副賞20万円
銅賞(1点)
賞状および・副賞10万円
景観賞(1点)
日本屋根経済新聞社賞 賞状および・副賞10万円
佳作(10点程度) 賞状および・副賞3万円
※各入賞作品の瓦施工業者には感謝状を授与します。
※受賞点数については作品の審査結果により変動する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

第5回 学生アイディアコンペティション

募集期間
2020年2月1日~5月10日(5月10日消印有効)
応募資格
・国内外の大学院、大学、高等専門学校又は各種専門学校で学んでいる学生
・グループによる応募も可
課題
「新しい瓦が生み出す未来の日本」
この国の風土の中で培われてきた瓦。
これからの私たちの暮らしをより豊かにする「新たな瓦」が考えられないでしょうか。新しい瓦が生み出す、豊かな暮らしとその風景を考えてみてください。
金賞(1点)賞状および・副賞10万円
銀賞(1点)賞状および・副賞5万円
銅賞(1点)賞状および・副賞3万円
佳作(5点程度)賞状および・副賞1万円
※受賞点数については作品の審査結果により変動する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

審査員
委員長:
冨永祥子(建築家 福島加津也+冨永祥子建築設計事務所副代表 工学院大学教授)
委員:
近角真一(建築家 集工舎建築都市デザイン研究所代表 東京建築士会会長)
原田真宏(建築家 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO主宰 芝浦工業大学教授)
縄田俊之(経済産業省製造産業局生活製品課住宅産業室長)
小笠原憲一(国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課長)
薄井幸夫(全日本瓦工事業連盟理事長)
野口安廣(全国陶器瓦工業組合連合会理事長)
木村博紀(全国陶器瓦工業組合連合会副理事長)
濱口健一(全国陶器瓦工業組合連合会副理事長)
(敬称略)
主催
全国陶器瓦工業組合連合会
一般社団法人全日本瓦工事業連盟
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