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2019年度中国支部研究発表会シンポジウム「ものづくりを通した建築教育」

本イベントは中止となりました。
2020年02月29日(土)

明治時代にジョサイア・コンドルや辰野金吾によって確立された建築教育は、100年以上の歴史の中で形を変えながら、時代を代表する建築家たちを輩出してきた。欧米の建築家像を取り入れながら、日本特有の大工文化と融合することで、日本独自の横断的な建築教育を確立してきたといっても過言ではない。

その建築教育に、再び大きな変化が訪れようとしている。様々な情報技術の発達により、建築を取り巻く環境は激変しており、建築家の職能や役割にも変化が求められている。同時に、建築を学ぶ学生を取り巻く環境もここ数十年で大きく変化した。情報社会が進み、意欲さえあればなんでも学べる時代になった一方、希薄する人間関係などにより、建築の学びに真摯に向き合う学生は少なくなっている。今後の建築の発展を担う、新たな建築教育へのアップデートが必要とされている。

本シンポジウムでは、建築教育における「ものづくり」に着目し、積極的に教育の現場でものづくりを実践する2つの大学の試みについて議論を交わすことで、これからの建築教育を考える機会とする。また、シンポジウム終了後には、広島工業大学の「デジタルファブリケーションラボ」の見学会を実施し、建築情報教育を展開するための設備やそこから生まれるアウトプットを紹介する。

日時
2020年2月29日(土)14時~16時15分
プログラム・出演
[シンポジウムスケジュール]
14時~14時45分
基調講演①「学生のモチベーションを育む1/1の木造建築教育」(戸田都生男)
14時45分~15時15分
基調講演②「ものづくりと情報技術を融合させた建築情報教育」(杉田 宗)
15時15分〜16時15分
パネルディスカッション(戸田都生男、杉田 宗、金澤 萌)
16時30分~17時
見学会「広島工業大学デジタルファブリケーションラボ」

[見学会]
[広島工業大学デジタルファブリケーションラボ」
日時:2020年2月29日(土)16時30分~17時
会場:広島工業大学・新3号館5Fデジタルファブリケーションラボ
(敬称略)

参加費
無料
定員
600名
主催
一般社団法人 日本建築学会 中国支部
会場
広島工業大学・三宅の森Nexus21デネブホール
広島市佐伯区三宅2-1-1
会場の場所をGoogleマップで開く
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