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建築と社会の年代記 — 竹中工務店400年の歩み —

2020年01月11日(土)〜2020年03月01日(日)

明治32年(1899)、工匠の竹中藤右衛門が、神戸の地に竹中工務店を創立しました。竹中家と建築の関わりは、今から400年以上前、織田信長の普請奉行を務めた竹中藤兵衛正高にまで遡ることができるといいます。以来、竹中家、そして竹中工務店は、現在に至るまで多くの建築を施工して、人々の暮らしと文化を支えてきました。

本展では、竹中工務店と、その前身である工匠時代の竹中家が手がけた多様な建築を、建築と人間との関わり方という視点で8つの「かたち」(Ⅰはじまりのかたち、Ⅱ出会いのかたち、Ⅲはたらくかたち、Ⅳ夢を追うかたち、Ⅴ感性を育むかたち、Ⅵ暮らしのかたち、Ⅶ時を紡ぐかたち、Ⅷみんなのかたち)に分類して紹介します。豊富な建築関係資料と、歴史資料、美術資料を組み合わせて、建築の特徴と、人々と社会による受容のあり方を検証し、時を超えて受け継がれてきた建築の多様な魅力を感じていただけるような構成としています。

日頃私達のすぐ側にある建築に改めて目を向け、その軌跡を知ることで、建築と人間、文化、社会との関わりを考える機縁となれば幸甚です。

日時
2020年1月11日(土曜)~3月1日(日)10時~17時(入館は16時30分まで)
毎週土曜日は21時まで開館(入館は20時30分まで)
休み
月曜日
(ただし、1月13日(月曜・祝日)、2月24日(月曜・振休)は開館)
1月14日(火曜)、2月25日(火曜)
入場料
一般1,000円/大学生500円/高校生以下無料
記念講演会
(1)1月25日(土曜)
「竹中工務店400年の歩みを読み・語る」(仮題)
藤森照信(建築史家、建築家)
(2)2月8日(土曜)
「大大阪時代の阪神間モダニズムに始まる関西の都市形成の年代記」(仮題)
橋爪紳也(建築史家・大阪府立大学研究推進機構特別教授)
(3)2月29日(土曜)
「技を伝え、人を育てる」(仮題)
小川三夫(堂宮大工棟梁)
赤尾建蔵(竹中大工道具館エグゼクティブアドバイザー)

時間:各日とも14時~15時30分(開場は13時30分)
会場:神戸市立博物館 地階講堂
定員:各日150名、先着順(当日13時から講堂前で整理券を配布します。)
参加費:無料(ただし、本展観覧券が必要。)
(敬称略)

主催
神戸市立博物館、神戸新聞社、朝日新聞社
特別協力
株式会社 竹中工務店
公益財団法人 竹中育英会
公益財団法人 竹中大工道具館
公益財団法人 ギャラリーエークワッド
協力
世田谷美術館
会場
神戸市立博物館
神戸市中央区京町24番地
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