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日本の石造民俗建築

2019年11月09日(土)

日本建築の多くは木造ですが、実は石で作られた建築も少なからず存在します。

本研究会は三名の研究者による報告と海外からの視点を交えた講評を通し、石で作られた建築の意味を考える試みです。

日時
2019年11月9日(土)13時~17時
プログラム・出演
発表1 小林久高(島根大学)
「石の性質と利用法 ―対馬・安来・新島の事例から―」
民家では石の性質に応じて様々な石材利用が見られます。石板を葺く対馬、ブロックを積む安来、軽石を組む新島の事例を中心に、石の利用法を紹介します。

発表2 安森亮雄(宇都宮大学)
「大谷石建築の意匠・構法・町並み」
栃木県宇都宮市で産出する大谷石の建築について、意匠・構法・町並みのヴァナキュラーでアノニマスな特徴を、類型学(タイポロジー)的視点から発表します。

発表3 奥矢 恵(京都府立大学)
「富士山の石室 ―山小屋建築と山岳景観ー」
近世から現代まで富士登山を支えてきた山小屋には噴石が用いられ、石室と呼ばれます。苛烈で神聖な富士山の、山小屋建築の成り立ちと変容を紹介します。

講評:守田正志(横浜国立大学)
司会:安田徹也(竹中大工道具館)

(敬称略)

参加費
無料(事前申し込み制)
申し込み方法は下記詳細ページをご覧ください。
主催
日本建築学会 近畿支部民家部会
会場
京都府立大学 稲盛記念会館
京都市左京区下鴨半木町1-5
会場の場所をGoogleマップで開く
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