本間俊雄「建築構造の魅力を語る — 建築物のデザインと構造形態 —」
2019年11月17日(日)
近年の建築設計プロセスにおける3D-CADや BIMの利用は、意匠・構造・設備・施工の連携強化を実現し、これまで不可能とされていた複雑な形状の建築構造物が建設可能になってきました。また、3Dプリンタに代表されるデジタル・ファブリケーションの技術も身近なものになりつつあり、建築デザインに大きな変化をもたらして、デザインとコンストラクションの間の垣根が取り払われるような期待感があります。
このように実現可能な建築表現の自由度が急速に広がる中で、建築物の形態をどのように決定すべきかと云う問題について、今まで以上に深く議論する必要がありそうです。
本講演では、アルゴリズミック・デザイン、構造形態の創生、構造最適化といった建築構造物の形態を作り出す現況の技術とそれに伴う建築デザインとの関係および最近の動向を解説し、今後の展望について話します。
- 日時
- 2019年11月17日(日)13時30分〜16時
- 出演
- 本間俊雄(鹿児島大学教授)
(敬称略) - 参加費
- 無料(事前申し込み制)
申し込み先は下記詳細ページをご覧ください。 - 主催
- (一社)日本建築学会中国支部島根支所
- 共催
- (一社)島根県建築士会
- 会場
- 島根大学総合理工学部 1号館 2階21講義室
島根県松江市西川津町1060