竹中大工道具館 開館35周年記念巡回展 
木組 分解してみました

2019年10月12日(土)〜2019年12月15日(日)

日本には木組の精神が息づいています。豊かな森林に恵まれたため、太古の昔から木に親しみ、木と木を組み合わせることで、さまざまなものをつくり上げてきました。日常生活に使う小さな入れ物から家具、住宅に至るまで何もかも木組で。しかしでき上がった作品の表面からでは世界に誇る職人の木組の技術や美意識は見えてきづらいものです。

そこで本展では、いろいろな木組を分解してみることにしました。伝統的なものをはじめ、世界的にも珍しいもの、中身を知れば驚くようなものなど、さまざまな木組を分解した状態で展示します。合わせて西洋の木組やパズル的な木組も折り込みました。職人の手仕事ならではの美意識と心遣い、そして無垢の木ならではの柔らかな風合いと繊細さ。本展にて紹介する作品を通して、それら木組の魅力が伝われば幸いです。

日時
2019年10月12日(土)~12月15日(日)9時30分〜16時30分(入場は16時まで)
休み
月曜日(祝日の場合は翌日)
入場料
一般500円/大高生300円/中学生以下無料/65歳以上の方200円
常設展観覧料を含む
主催
竹中大工道具館
後援
神戸新聞社