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水の都ひろしまシンポジウム「太田川とともに歩む広島のまちづくり」

2019年12月13日(金)

水の都・広島市の中心部を流れる太田川は、平和記念公園や世界遺産「原爆ドーム」にも接し、8月6日には精霊流しも行われる、平和都市・広島の象徴的な水辺です。この太田川の基町地区にて、1980年代に入り建設省(当時)の河川デザインとして画期的な「太田川基町護岸」が、東京工業大学の中村良夫先生が率いるチームによって創りだされました。この太田川基町護岸は、土木学会デザイン賞2003特別賞を受賞しています。その後、約40年の歳月が経ちましたが、京橋川には全国で初めて独立店舗型のオープンカフェが開業し、また元安川では継続的に水辺のコンサートが開催されるなど、水辺の多様な利活用がなされてきました。

しかしながら、本物の水の都にしていくためには、まだ多くの課題が残されています。一方で、このたび中村先生監修による書籍「都市を編集する川-広島・太田川のまちづくり40年」が刊行される運びとなり、これを機会に、中村先生及び書籍の執筆者らをお招きして、広島・太田川の“これまで”と“これから”を考えるシンポジウムを企画しました。

皆様、是非ご来場いただき、ともに「太田川のまちづくりの未来」について語り合いませんか。

日時
2019年12月13日(金)14時~17時
プログラム・出演
■シンポジウム(参加費無料)
・趣旨説明
西名大作(広島大学教授・水の都ひろしま推進協議会会長)

・基調講演
「都市を編集する川」
中村良夫(東京工業大学名誉教授)

・報告「広島市における水辺のまちづくり」
発表者未定

・パネルディスカッション 
「広島・太田川のまちづくりの未来を考える-水辺のコモンズを目指して」
パネラー
北村眞一(山梨大学教授・学長補佐・「都市を編集する川」執筆者代表)
西名大作(前掲)
隆杉純子(ポップラ・ペアレンツ・クラブ代表・市民代表)

コーディネータ― 田中尚人(熊本大学准教授)

・閉会の辞

■交流会(会費制)

(敬称略)

主催
水の都ひろしま推進協議会
日本建築学会中国支部環境工学委員会
会場
広島国際会議場 B2F
広島県広島市中区中島町1-5 平和記念公園内
会場の場所をGoogleマップで開く
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