シリーズ「建築のみかた」第11回
能と間と建築
2019年09月25日(水)
日本の伝統文化を代表する芸術である能は、京間3間四方のシンプルな舞台空間で演じられる。「間」という言葉で表現される日本特有の時間空間感覚に思いをはせながら能を鑑賞することは、建築空間の魅力への新たな気づきにつながるかもしれない。また見るもののイマジネーションを誘う表現は、バーチャルやイマーシブといった映像的表現とは対極的であるところも興味深い。本企画では能の鑑賞を通じて新たな「建築のみかた」を得るべく、宝生流能楽師である佐野弘宜氏をお招きして、能という伝統芸能の中に息づく空間の声に耳を傾けてみたい。
- 日時
- 2019年9月25日(水)18時~20時(17時30分開場)
- プログラム・出演
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第1部
「能のみかた」:能の解説と鑑賞
宝生流能楽師 佐野弘宜第2部
「夢幻能オセローの舞台設計」+対談
明治大学教授・建築家 田中友章
宝生流能楽師 佐野弘宜(敬称略)
- 参加費
- 一般2,000円
- 定員
- 150名(事前申し込み制・先着順)
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=624260
- 主催
- 日本建築学会関東支部