建築文化考2019
シンポジウム「槇文彦・アーバニズムの今」
2019年10月10日(木)
現代の都市デザインには、ゼロからの計画ではなく、既存の都市の骨格を前提に時間軸の中で緩やかに変化する仕組みが求められています。その変化する指標の一つに、都市が自動車から歩行者優先へ移行し始めたことがあります。それは人の感覚に合わせた都市スケールの再考であり、その具体化が現実味を帯びてきた時代ともいえます。
一方、経済優先から少子高齢化などに変化した社会ニーズに応える豊かさを考えなければならない時期をむかえてはいるものの、その状況は低迷しています。このような中で、都市はどこに向かっていくかの期待もあれば不安もあります。
4年目となる建築文化考では、「漂うモダニズム」から6年となる槇文彦氏を講演者、乾久美子氏をウィットネスにむかえ、槇氏の捉える建築の現在と現代都市への眼差しを「アーバニズム」をキーワードに考える機会とします。
- 日時
- 2019年10月10日(木)18時30分~20時30分(開場18時)
- 出演
-
槇 文彦(槇総合計画事務所)
ウィットネス:
乾久美子(横浜国立大学大学院Y-GSA、乾久美子建築設計事務所)
(敬称略) - 参加費
- 無料
- 定員
- 300名(事前申し込み制・先着順)
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=624256
- 主催
- 日本建築学会