原研哉「令和時代のデザインって何だ Destinationをデザインする」
『デザインノートNO.86』原研哉特集刊行記念

2019年08月29日(木)

日本経済がかつてのような成長を見込めなくなっている中で、その役割は大きく変わりつつあります。デザインにおける「課題解決」以上に、「問題提起」の重要性が語られるいま、グラフィック領域においても、広告やポスターのデザインとは一線を画す、新たな「問い」や「関係性」を創り出していくような、「視覚化」の能力が求められています。

原研哉氏は、こうした潮流に先駆けて、誰よりも早く、デザインを通じた問題提起を行ってきたデザイナーです。

日本デザインセンターの社是「本質を見極め、可視化する」を体現するように、原氏は従来のグラフィックの枠に捉われず、展覧会のキュレーション、書籍の執筆、後進の育成などを通して、未来の産業の可能性を、デザインが持つ潜在力を、一人ひとりに秘められた才能を、可視化してきました。

今後AIが普及しても、デザインというクリエイションは、最後まで残る仕事だと原氏は言います。(本誌リード文より)
同イベントでは、原氏のデザインが満載された『デザインノート NO.86』の特集にて伝えきれなかった、令和の時代に求められ、機能するデザインの本質、向かうべき道を語っていただきます。

日時
2019年8月29日(木)19時30分~21時
出演
原研哉
グラフィックデザイナー/日本デザインセンター代表取締役社長/武蔵野美術大学教授
(敬称略)
参加費
銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・イベント参加券 1,500円
・書籍付き(『デザインノート NO.86』)イベント参加券 2,400円
定員
60名(事前申し込み制)
主催
銀座 蔦屋書店