原研哉「令和時代のデザインって何だ – Destinationをデザインする」
『デザインノートNO.86』 原研哉 特集 刊行記念
2019年07月30日(火)
日本経済がかつてのような成長を見込めなくなっている中で、その役割は大きく変わりつつあります。デザインにおける「課題解決」以上に、「問題提起」の重要性が語られるいま、グラフィック領域においても、広告やポスターのデザインとは一線を画す、新たな「問い」や「関係性」を創り出していくような、「視覚化」の能力が求められています。
原研哉氏は、こうした潮流に先駆けて、誰よりも早く、デザインを通じた問題提起を行ってきたデザイナーです。
日本デザインセンターの社是「本質を見極め、可視化する」を体現するように、原氏は従来のグラフィックの枠に捉われず、展覧会のキュレーション、書籍の執筆、後進の育成などを通して、未来の産業の可能性を、デザインが持つ潜在力を、一人ひとりに秘められた才能を、可視化してきました。
今後AIが普及しても、デザインというクリエイションは、最後まで残る仕事だと原氏は言います。(本誌 リード文より)
同イベントでは、原氏のデザインが満載された『デザインノート NO.86』の特集にて伝えきれなかった、令和の時代に求められ、機能するデザインの本質、向かうべき道を語っていただきます。
- 日時
- 2019年7月30日(火)19時〜20時30分(開場18時30分)
- 出演
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原研哉
日本デザインセンター代表取締役社長
武蔵野美術大学教授
(敬称略) - 料金
- 1,500円
- 定員
- 110名