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早稲田まちづくりシンポジウム 2019  
アーバニズムの現在と未来 
大きな都市ビジョンと小さなボトムアップのアクションをつなぐ技術と思想

2019年07月21日(日)

アーバンデザインの手法として住民参加型の「まちづくり」が日本各地で行われるようになり、多くの経験が蓄積されている。その内容は多様で、ボトムアップによる合意形成の方法も市民参加本家アメリカをしのぐほど洗練されてきた。一方、これらのアドホックな「まちづくり」の運動を束ね、これらを大きな都市ビジョンと接続することで、都市に変化をもたらす可能性は十分に議論がされてきただろうか? もし、雲の様に広がる様々なアクションの統合体による都市ビジョンを描くことができるのであれば、旧来のアーバンデザインが描いてきた時計仕掛けのような都市のビジョンに変化をもたらすことができるのだろうか?

本シンポジウムでは、小さなアクションと大きな都市のビジョンを接続するための思想・アーバニズムとこれを支えるアーバンデザインの技術について、「ランドスケープ」「インクルージョン」「情報」3つの視点から議論を行い、今後のアーバンデザインが果たす役割を考えていきたい。

日時
2019年7月21日(日)10時〜18時(9時30分開場)
プログラム
開会挨拶+趣旨解説
矢口哲也(早稲田大学創造理工学部建築学科教授)

基調講演
槇 文彦(槇総合計画事務所代表)

セッション1「アーバニズム × ランドスケープ」
司会 菅野圭祐(金沢工業大学建築学部建築学科講師)
登壇者
福岡孝則(東京農業大学地域環境科学部造園学科准教授)
岩瀬諒子(岩瀬諒子設計事務所)
佐藤美千代(せせらぎ農園、まちの生ごみ活かし隊代表)

セッション2「アーバニズム × インクルージョン」
司会 矢口哲也(早稲田大学創造理工学部建築学科教授)
登壇者
土肥真人(東京工業大学環境・社会理工学院准教授)
須藤シンジ(NPO法人ピープルデザイン研究所代表理事)
岡田昭人(住まい・まちづくりデザインワークス一級建築士事務所)

セッション3「アーバニズム × 情報」
司会 國廣純子(青梅市・五日市タウンマネージャー)
登壇者
山村真司(日建設計総合研究所上席研究員)
市川創太(ダブルネガティヴスアーキテクチャー主催)
新井崇俊(東京大学生産技術研究所助教)
武谷由紀(トヨタ自動車(株) 未来プロジェクト室)

統括セッション
質疑応答・統括と展望
          
懇親会

(敬称略)

料金
一般 2,000円 学生 無料
事前申し込み制
主催
早稲田まちづくりシンポジウム2019実行委員会
会場
早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール
東京都新宿区西早稲田1-20-14
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