倉方俊輔 東京のモダニズム建築を学ぶ
vol.5 坂倉準三の都市から家具まで
2019年06月06日(木)
東京に現存する戦後の名建築。
それらを実際に訪れることで、時代の中で変えるべきものと、そうでないもの、あるいは忘れかけていた建築の特質が見つかるのではないでしょうか。
そんな建築からの学びを後押しするために設立された「東京建築アクセスポイント」とリビングデザインセンターOZONEの共同企画となるセミナーを開催します。
5回目となる今回は、ル・コルビュジェに師事し、モダニズムを実践した建築家・坂倉準三に焦点を当てます。坂倉は家具から都市までというコルビュジエの精神を、日本で最も実現した一人と言えます。それらに人間が使う点で違いはない。その原点に立ち返った建築家のデザインが、少しずつでも世界を良くしていくのだという前進的な姿勢は、弟子たちにも引き継がれました。
坂倉は東京帝国大学文学部に入学し、美術史を専攻。在学中にコルビュジエの本を読み、彼に学びたいとフランスに渡った人物です。建築学科の出身では無い坂倉が、なぜ戦後に最も成功した建築設計事務所の一つを創出できたのか。その仕事を時代背景とともに読み解きます。
- 日時
- 2019年6月6日(木)17時30分~19時30分
- 出演
- 倉方俊輔(建築史家)
(敬称略) - 料金
- 4,000円
- 定員
- 60名(事前申し込み制・先着順)
- 主催
- リビングデザインセンターOZONE
- 共催
- 一般社団法人 東京建築アクセスポイント