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都市計画法50年・100年記念シンポジウム第2弾 
都市計画の領域と新展開 新たなフレームワークの構築に向けて

2019年05月31日(金)

これからの都市計画に求められるものが、日本の現行都市計画法により執行される都市計画の領域をはるかに越えていることは疑う余地もない。これは、「農林漁業との健全な調和を図りつつ、健康で文化的な都市生活及び機能的な都市活動を確保すべきこと並びにこのためには適正な制限のもとに土地の合理的な利用が図られるべきこと」という都市計画法(第2条)の基本理念をより広く捉え、新たな領域へと展開していくことへの期待であるとも言える。

こうしたなか、都市計画に通ずる実務家や研究者は、超高齢化、レジリエンシー、気候変動、スマートシティ、社会的公正、投資や資金調達などの近未来に対処すべき課題に則して他の領域との接点を見出し、都市計画の領域を越えた新たな活動をはじめている。そこで、「都市計画法50年・100年記念シンポジウム」(第2弾)では、近未来における都市計画の課題を踏まえて、他分野の専門家とともに都市計画のフレームワークを議論し、都市計画の新たな展開に向けた可能性を探る。

日時
2019年5月31日(金)12時30分〜15時10分
出演
開会挨拶:出口 敦(東京大学 教授)
司会及び趣旨説明:内海麻利(駒澤大学 教授)

社会学からみた居場所論、ライフスタイルの変化
モデレーター:後藤 純(東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師)
専門家:阿部真大(甲南大学文学部 准教授)

自然・環境科学、生態学
モデレーター:武田重昭(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授)
専門家:三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)

交通経路検索ビッグデータ分析
モデレーター:円山琢也(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 准教授)
専門家:太田恒平(株式会社トラフィックブレイン 代表取締役社長)

リスクマネジメント/環境性能評価・持続性評価/投資・資金調達
モデレーター:村山顕人(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 准教授)
専門家:原口 真(MS&ADインターリスク総研株式会社 プロデューサー)

議論と質疑応答・まとめ
コーディネーター:涌井雅之(東京都市大学 教授)

閉会の挨拶
(敬称略)

料金
無料
定員
150名(事前申し込み制・先着順)
主催
(公社)日本都市計画学会
会場
東京大学 農学部 弥生講堂
東京都文京区弥生1-1-1
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