ガウディをはかる – GAUDI QUEST –
2019年03月27日(水)〜2019年06月30日(日)
スペインが生んだ世界的建築家 アントニオ・ガウディは、模型とスケッチをベースに現場の職人と共に作品を築き上げてきたため、その知名度にも関わらず、手がけた建造物の設計図面はほとんど残されていません。本企画展では、40年に渡りスペインでガウディ作品の実測を行う実測家・建築家 田中裕也氏による実測図と考察を基に、ガウディ作品の魅力を解き明かします。
今回、日本初公開として田中氏の所蔵品より、5mを超えるサグラダ・ファミリアの壮大な鐘楼尖塔図、8年の歳月をかけて完 成したグエル公園の実測図、テレサ学院のアクソメ図など、多数の実測図原版を展示いたします。また、会場内に世界遺産としても知られるグエル公園の階段を1/1スケールで再現。来場者自らが実際に展示物を「はかる」追体験をすることで、ガウディ作品に秘められた視覚矯正や身体スケールといった要素を学べるなど、実測の観点からガウディ建築の世界を楽しめる展示構成となっています。
- 日程
- 2019年3月27日(水)~6月30日(日)11時〜19時(最終入館 18時)
- 休み
- 月曜(祝日の場合、翌火曜休館)
2019年5月7日(火)~5月21日(火) - 本展の見どころ
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・サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、コロニアル・グエル、テレサ学院の主要6作品の図面、計70点以上を展示
・8年の歳月をかけて完成したグエル公園の実測図
・5mを超えるサクラダ・ファミリアの壮大な鐘楼図 テレサ学院の実測図原図
・グエル公園の階段の1/1再現を用いた体験型展示
・実測によって推測された1/20グエル公園の高架模型 - 料金
- 一般3,000円 大学生/専門学校生2,000円 高校生以下1,000円
- 主催
- 建築倉庫ミュージアム
- 協力
- 早稲田大学建築学教室本庄アーカイブズ、トライアード株式会社
- 展覧会企画協力
- 渡辺瑞帆、小池周湖
- グラフィックデザイン
- 関川航平
- 映像撮影
- 瀬尾憲司