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池田剛介 × 佐々木敦「アートのこれまでとこれからを考える」
『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房)・『アートートロジー 「芸術」の同語反復』(フィルムアート社) 刊行記念

2019年03月10日(日)

アーティストとして作品制作を続けながら、批評活動にも積極的に取り組んできた池田剛介さん初の単著『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(夕書房)が、ついに刊行されます。本書は、芸術の社会化が求められる時代にあって、作品と制作のあり方の新しい可能性を根本から探る意欲作です。

時を同じくして、初めての芸術論集『アートートロジー 「芸術」の同語反復』(フィルムアート社)を上梓されたのが、批評家の佐々木敦さんです。本書は、「アート」をめぐる同語反復への疑問を軸に、現代美術の現状への鋭い批評が展開される論考集です。

また、池田さんは本書の趣旨を実践する場として、京都・浄土寺エリアに制作・発表・批評が交差する新しい複合アートスペース「浄土複合」を3月に設立、佐々木さんも2017年より三鷹市でインディペンデント・スペース「SCOOL」を共同プロデュースされています。

マルセル・デュシャンの「泉」から1世紀を経た今年、現代美術への問題提起をされるお二人に、美術のいまとこれから、さらに批評的空間のあり方についても存分に語っていただきます。

日程
2019年3月10日(日)18時~19時30分(開場17時30分)
出演
池田剛介|美術作家
佐々木敦|批評家
(敬称略)
料金
1,350円
定員
50名(事前申し込み制)
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