隈研吾 × 大津若果「進め! 建築の外へ」
『隈研吾という身体』(NTT出版)刊行記念

2019年01月14日(月)

「負ける建築」の隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか?
隈建築の思考回路に、建築批評家の大津若果が迫る!

目下、日本でもっとも有名な建築家といっても過言ではない隈研吾氏。《新国立競技場》、山手線新駅の《高輪ゲートウェイ》と話題に事欠かず、“スター建築家”としてメディアをにぎわしている。しかし、建築批評家の大津若果は、世間が抱く隈氏のイメージと隈氏が実際に作っている建築のあいだに大きな乖離が生じているのではないか、隈建築はきちんと理解されていないのではないか、と疑問を呈する。

そこで、大津は本書において、隈氏の建築と言説を丹念に追い、さらには直接インタビューを重ね、隈氏の生い立ちと建築を〈受動性〉というキーワードを介して結びつけながら、隈建築がなぜ地方で、はたまた世界で愛されるのかを解き明かす。また、それは、内に閉じて洗練していこうとする建築界への痛烈な批判ともなっている。

本イベントでは、隈研吾さんご本人をお招きし、書籍のなかでも展開されている、スリリングなセッションを再現します。

日程
2019年1月14日(月)17時30分~19時(開場17時)
出演
隈研吾
大津若果
司会 真壁智治|「建築・都市レビュー叢書」キュレーター
(敬称略)
料金
1,350円
定員
110名(事前申し込み制・先着順)