柳宗悦の「直観」 美を見いだす力
2019年01月11日(金)〜2019年03月24日(日)
それまで顧みられることのなかった、朝鮮陶磁、木喰仏、日本の民藝などに次々と美を見いだしていった柳宗悦(当館創設者/1889-1961年)。この前人未到の業績を可能とさせたものは、ほかならない柳の「直観」でした。
柳は、「直観とは文字が示唆する通り『直ちに観る』意味である。美しさへの理解にとっては、どうしてもこの直観が必要なのである。知識だけでは美しさの中核に触れることが出来ない」と、そして「何の色眼鏡をも通さずして、ものそのものを直に見届ける事である」と述べています(「直観について」1960年)。
本展では柳の眼差しを追体験してもらうため、説明や解説を省き、時代や産地、分野を問わず、柳が蒐めた名品を中心にして一堂に展観します。
- 日程
- 2019年1月11日(金)~3月24日(日)10時〜17時(入館は16時30分まで)
金曜日は19時まで開館(入館は閉館30分前まで) - 休み
- 月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)
- 料金
- 一般 1,100円 大高生 600円 中小生 200円
- 主催
- 公益財団法人 日本民芸館