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一般公開シンポジウム「浅海底の戦争遺跡 その記録と伝承」

2019年01月12日(土)

沖縄・古宇利島沖の⽔深40mに沈む⽶国の戦艦エモンズは、第⼆次⼤戦末期の沖縄戦にて⽇本軍特攻機の攻撃によって航⾏不能となり、僚艦によって沈められました。我々はこの海戦跡について、多視点ステレオ写真測量にマルチビーム⾳響測深から得られた位置情報を与える⾰新的⽅法を⽤いて、きわめて詳細な三次元モデルを作成しました。

本シンポジウムでは、この研究と近現代の歴史研究を基にして、⽔中戦争遺跡の保存と今後の平和教育への活⽤について論じます。

日程
2019年1月12日(土)13時~17時
出演
「沖縄戦と戦争遺跡」
⽚桐千亜紀(沖縄県⽴埋蔵⽂化財センター/九州⼤学⼤学院 ⽐較社会⽂化研究院)

最先端の地理学で可視化する⽶軍艦エモンズ」
菅 浩伸(九州⼤学 浅海底フロンティア研究センター/九州⼤学⼤学院 地球社会統合科学府)

「⽔中考古学から⾒たエモンズの戦い」
吉崎 伸(京都市埋蔵⽂化財研究所)

「⽔中⽂化遺産と戦争の記憶 ― ハワイ・USSアリゾナの事例」
中⻄裕⾒⼦(⼤阪府教育庁/九州⼤学⼤学院 ⽐較社会⽂化研究院)
  
「太平洋戦争の歴史と記憶のあり⽅」
マシュー・オーガスティン(九州⼤学⼤学院 地球社会統合科学府)

(敬称略)

料金
無料
主催
九州大学 浅海底フロンティア研究センター
九州⼤学⼤学院 地球社会統合科学府
会場
九州大学 椎木講堂 大ホール
福岡市西区元岡744番地(九州大学 伊都キャンパス内)
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