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宇野常寛 × 土屋恵一郎 コーディネーター 門脇耕三 
「知」のリブランディング —— 人工知能時代の「人知」と「身体」、そして大学の意味を考える

2018年11月23日(金)

情報技術の飛躍的発展を背景として、計算機が知を実装しつつあるように見える現在の状況を踏まえながら、知の生産主体としての人間の「身体」の意味を考えたい。人体は、古典的には、知を司る脳と運動を司る身体の二元論的に捉えられることが多かったが、インターネットの発達などにより、身体に接続された脳、さらには身体をインターフェースとした環境までをネットワークと考え、このネットワークそのものを知的なユニットと見なすことも多くなってきている。こうした知の捉え方においては、身体も知の産出を担っているのであり、人間という知的生産主体は、固有の身体を持つことによってユニークな存在たりえていると考えることができる。このシンポジウムでは、こうした認識に立った上で、身体をその一部として備えた人間という情報ネットワークが産出する知=人知と、その主体である人間存在の現在的意義について考える。

また、このように「知」のあり方が変わりつつある現在、大学というプラットフォームはどのような役割を担い、「知」の創出に対してどのように貢献すべきか、議論を行う。

日程
2018年11月23日(金)11時20分~12時20分
出演
宇野常寛
土屋恵一郎
コーディネーター:門脇耕三
(敬称略)
料金
無料
主催
明治大学
会場
明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン3F メインステージ
東京都千代田区神田駿河台1-1
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