do.co.mo.mo_japan 建築はよみがえる
2018年12月01日(土)
日本では、建築は古くなったら建て替えることが当たり前となっていますが、欧米では今も建築は改修して長期的に利用されています。戦前の日本では、建築は今より長く使われていました。
現代でも工夫しだいで、日本でも建築を新築同様に使うことが可能です。
伊賀市庁舎(旧上野市庁舎)は、世界遺産で話題の国立西洋美術館の設計者ル・コルビュジエに師事し、その国立西洋美術館の日本での設計の協力や工事監理を担当した建築家坂倉準三(1901-1969)により設計されたモダニズム建築の名作で、DOCOMOMOJapan の選定建築のひとつに選ばれています。
また、ICOMOS 国内委員会が、城下のまちなみとともに日本の20世紀遺産20選一つに選定しています。
- 日程
- 2018年12月1日(土)
14時~伊賀市役所(旧上野市庁舎)見学会
15時30分~「建築はよみがえる」シンポジウム - 休み
- 出演
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日本のモダニズム建築について
東海大学教授 渡邉研司世界遺産となった近現代建築
東京理科大学教授 山名善之再生すれば建築はよみがえる Part1
建築家 平井 充再生すれば建築はよみがえる Part2
鹿児島大学教授 鯵坂 徹(敬称略)
- 料金
- 希望者には資料を見学会・勉強会において、500円程度で配付する予定です
- 主催
- DOCOMOMO Japan
- 会場
- 上野西小学校多目的ホール
三重県伊賀市上野丸之内112
イベント登録日:2018年11月09日
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関連アーカイブ
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- 審査員:貝島桃代・塚本由晴・山名善之・宮下智裕・真野洋介・松田達「歴史的空間再編コンペティション2017」
- 「近現代建築の保存と活用について」
- 坂倉準三・池辺陽・大髙正人・吉阪隆正+U研究室「建築からまちへ 1945 – 1970 戦後の都市へのまなざし」
- 磯崎新 アリ・ケルマニアンほか 日本イラン建築・都市会議記念国際シンポジウム 日本イラン関係から見たイラン近現代建築 シャーの建築家たち/丹下健三/そしてポスト革命世代
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