シンポジウム「豊臣大坂城研究の最前線」@大阪歴史博物館
2018年12月15日(土)
豊臣秀吉が築き、大坂夏の陣で焼滅した豊臣大坂城は、真上に徳川大坂城が造営されたこともあり、いまだ十分に解明されていません。そうしたなかで、大阪市、大阪市博物館協会に所属する諸機関や、大阪市立大学による丹念な調査によって、地中に眠る豊臣大坂城の姿は徐々に明らかになってきました。
本シンポジウムでは、大阪市立大学が中心になって実施してきた、地中探査を中心とする調査などから、豊臣大坂城の具体的な姿がどこまで解明できたのか、その成果を公表することを主たる目的としています。また、従来、未解明であった大名などの屋敷の分布の復元、屏風絵に描かれた豊臣大坂城の特徴などについても紹介します。
研究の最前線を伝えるとともに、今後の研究の可能性についても明らかにするシンポジウムです。
- 日程
- 2018年12月15日(土)13時~16時45分(受付12時30分)
- 応募期間
- 11月1日(木)~11月20日(火)
- 出演
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開会あいさつ(13時00分~13時05分)
大阪市立大学 学長補佐 宮野 道雄第1部 講演会(13時05分~15時40分)
「豊臣大坂城の本丸はどこまでわかっているか」
市川 創(大阪府教育庁文化財保護課副主査)「本丸地区とその周辺の地盤状況」
三田村 宗樹(大阪市立大学大学院理学研究科教授)「豊臣大坂城の大名屋敷・家臣団屋敷の分布」
大澤研一(大阪歴史博物館学芸課長)「描かれた豊臣大坂城を比較する」
仁木 宏(大阪市立大学大学院文学研究科教授)第2部 ディスカッション(15時50分~16時40分)
「豊臣大坂城はどこまで解明されたか。これからの研究の課題は?」
第1部の登壇者がパネラーとなり、議論を深めます。閉会あいさつ(16時40分~16時45分)
大阪市博物館協会 理事長 楞川義郎(敬称略)
- 料金
- 無料
- 定員
- 250名(事前申し込み制・申し込み多数の場合は抽選)
- 主催
- 公立大学法人大阪市立大学
公益財団法人大阪市博物館協会 - 会場
- 大阪歴史博物館 4階 講堂
大阪市中央区大手前4-1-32