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暁方ミセイ × 古川日出男「宮沢賢治のさみしさ、 宮沢賢治のしあわせについて」『紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇』 (港の人)刊行記念

2018年11月11日(日)

この秋、熱心な宮沢賢治ファンである詩人暁方ミセイさんが、詩集『紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇』をまとめました。この詩集は、ミセイさんが実際に賢治ワールドの小岩井農場や花巻などをうろうろ歩きながら、賢治のしあわせについて考えた、ミセイさんの「心象風景」ともいえる、深い呼吸のできる詩集です。

トン、トン、と音がする
さみしくないか、
さみしいよ
さみしいならなぜ行く
わたしはさみしさを使いきらねばならないからです  (「七月三十日」より)

さみしさを使いきるとは、どういうことなのでしょうか。
賢治のことのようであり、暁方ミセイさんのことのようです。

暁方ミセイ詩集『紫雲天気、嗅ぎ回る 岩手歩行詩篇』(港の人)の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

トークのお相手は、小説家の古川日出男さん。宮沢賢治の世界に造詣が深く、賢治の詩を朗読したCDブック『春の先の春へ 震災への鎮魂歌』や、朗読劇「銀河鉄道の夜」を自ら脚本化し演出する上演活動などを精力的におこなっています。

賢治のさみしさ、賢治のしあわせについて、おふたりに語り合っていただきます。

日程
2018年11月11日(日)15時~17時(14時30分開場)
出演
暁方ミセイ
古川日出男
(敬称略)
料金
前売1,500円 + ワンドリンクオーダー
当日店頭2,000円 + ワンドリンクオーダー
会場
本屋B&B
(東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F )
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