シンポジウム「光のスペクトル制御がもたらす新しい照明環境のあり方」
2018年12月04日(火)
LED光源が台頭して久しく、照明空間のスペクトル制御が自在におこなわれるようになっているが、これまで標準イルミナントとされてきた昼光(D65光源)や蛍光ランプ等の人工光源と分光分布が大きく異なり、色の見えや明るさの感じ方が異なる。どのように色が見えるのが好ましいのか、私たちが見ている色は本来の色なのか、そもそも本来の色とは何なのか、など改めて照明環境設計の在り方を見つめ直す時期にきているといえる。
本シンポジウムでは、研究者や実務家からの話題提供をベースに、LEDによる照明環境での「ものの見え方」の指標、スペクトル制御による照明環境の「見えの好ましさ」や「求められる見え方」を踏まえた、これからの照明環境について議論する。
- 日程
- 2018年12月4日(火)13時30分~17時
- 出演
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総合司会 奥田紫乃(同志社女子大学)
趣旨説明 秋月有紀(富山大学)講演
人間の順応状態に対応した「ものの見え方」の指標とスペクトル制御 明石行生(福井大学)
物体色の「見えの好ましさ」の指標とスペクトル制御 向 健二(パナソニック)
美術館・博物館で「求められる見え方」 藤原 工(灯工舎)パネルディスカッション
スペクトル制御によるこれからの照明環境のあり方
司会:奥田紫乃
パネリスト:秋月有紀・明石行生・向 健二・藤原 工(敬称略)
- 料金(資料代を含む)
- 一般3,000円,学生1,000円
- 定員
- 60名
- 申し込みページ
- https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=615276
- 主催
- 日本建築学会 環境工学委員会 光環境運営委員会 視環境設計小委員会