第12回鋼構造セミナー「クレーンガーダーの納まりを考える」
2018年09月22日(土)
高度経済成長期にはクレーンガーダー付き建築物が数多く新築された。その後約60年、老朽化に伴う更新や、新事業のためクレーンガーダー付き建築物が増加している。しかし,当時の構造設計者は70歳を過ぎ、技術の伝承がないまま、次次世代の構造設計者がクレーンガーダーの設計を求められている。
構造設計者はクレーンガーダーの納まりが掲載された専門書を頼りに設計しているが、納まりの主旨が詳しく説明されている図書は少ない。さらに,クレーンガーダーはクレーンの大きさや使用頻度により、合理的な納まりが変わるため、経験的判断による部分が多い。
今回は、構造設計者と鉄骨製作技術者それぞれの考えを紹介し、会場の意見も含めて、クレーンガーダーの納まりを提案する。本セミナーは、合理的な構造設計や建築物の施工に繋げるために企画されたものである。是非とも、構造設計者、鉄骨製作技術者、および大学生・院生の積極的な参加を期待する。
- 日程
- 2018年9月22日(土)15時〜17時
- 出演
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近松英樹(JSCA中国支部技術委員長,(株)カナイ建築構造事務所)
佐藤大((株)ステントス製造部課長)
島田泰実((株)島田鉄工所代表取締役社長)
(敬称略) - 料金
- 一般2000円,学生無料
- 定員
- 80名
- 主催
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日本建築学会中国支部
日本建築構造技術者協会中国支部
協同組合広島県鉄構工業会 - 会場
- 広島工業大学 広島校舎(広島市中区中島町5-7)