JSCAでは、「構造デザイン発表会」を年次企画として開催し今年で9回目を迎えました。発表会は以下を主目的として開催いたします。

①構造設計者が日常の設計業務の中で行なっている様々な創意工夫を凝らした作品を発表し、討議し合うことにより、参加者相互において切磋琢磨し構造設計技術の研鑽を図ること。

②構造設計事例の発表と意見交換によって、構造設計者の職能向上を図るとともに、若い世代の構造設計者に自らの成果発表の機会を提供し、構造設計の意義や楽しさを伝えること。

本年は、全国より91作品の応募をいただき、名古屋会場にて開催します。発表会は、回を重ねる毎に全国規模の定例行事としての認知が高まったことを強く感じています。発表会当日は、構造設計者のプレゼンテーションに続き、コメンテータを交えての質疑討論、会場からの質疑応答も活発に行なってもらい、作品概要書では表現しきれないお気に入りポイントや苦労話等も織り交ぜて、楽しく発表していただきたいと思います。ぜひ会場にてその盛り上がりを共有していただければ幸いです。

また、今回はJSCA賛助会員各社による展示PRコーナーを設置させていただきました。ご来場の皆様の積極的なご利用を期待しています。

なお、発表会後には意見交換会を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。