としまアンダーハイウェイデザインコンペ「首都高速道路が作り出す空間」

2018年08月20日(月)〜2018年09月18日(火)

本コンペティションは東京建築士会が建築士と社会全体との接触面を拡張することによって、建築士の持つ知見と技術をさらに多様な場面で活用していただくきっかけ作リにしたいと考え、豊島区様のご協力のもとに企画し主催するものです。今回のテーマは、都市の空間ストックをどう活用したらよいのかという普遍的な課題に対して、東京に固有の場である「首都高速道路が作リ出す空間」の活用法に焦点を当ててみました。

都会の喧騒のすぐその傍らにあって、独特の空間を作り出している首都高速道路ですが、開通当初はSF小説の都市が現実になったような捉えられ方もしましたし、その下の街路空間は天候に左右されない安定した空間であることに加え、夜間には特別な照明効果が期待できることも考えられます。このような空間の特性を生かし、新たな都市活動を生み出す空間として、その造り方と活用方法を提案していただきたいと思います。

場所は東京の副都心のひとつである池袋駅の東側を選びました。この近傍に解決を待つ課題が集積していると考えたからです。現状では単なる道路下である場所のほかに、道路下に店鋪の建物が連続しているという独特の街並みがある場所もあります。単なるアイデアコンペに留まらない現実的な解決策を期待しておりますので、少々むつかしい条件付けをしておりますが、それゆえ場合によっては実現する可能性もあります。

このコンペティションに多数の建築士の方が参加してくださることを願うのはもちろんですが、様々な個性の組み合わせで提案してくださることによって、一般の都民の方々に建築土たちは都市の問題への多様な視点と発想を持っていることを知っていただくきっかけになることを期待しております。

日程
登録期間:2018年8月20日(月)~9月18日(火)
質疑期間:2018年8月31日(金)まで(回答は9月10日(月))
提出期間:2018年10月9日(火)~10月26日(金)必着
テーマ
「首都高速道路が作り出す空間」
審査員
隈 研吾 審査員長/隈研吾建築都市設計事務所/東京大学教授
塚本由晴 アトリエ・ワン/東京工業大学大学院教授
平賀達也 (株)ランドスケープ・プラス
近角真一 東京建築士会会長/(株)集工舎建築都市デザイン研究所
(敬称略)
最優秀賞(1点)150,000円
優秀賞(1点)70,000円
佳作等(数点)
応募資格
  1. 建築士、または建築士を含むグループであること。企業、メーカー、団体、デザイナー、アーティスト等組織や業種は問いません。広範にわたるコラボレーションを期待します。
  2. 建築士との連携先数、応募作品数に制限はありません。 1人の建築士が何社と提携しても構いません。
    また応募作品数に制限はありませんのでぜひ多くの作品を応募ください。
  3. 応募者は、応募作品の著作権保有者であること。
主催
としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ実行委員会
(一般社団法人東京建築士会/公益社団法人日本建築士会連合会)
後援
国土交通省/東京都/豊島区/一般社団法人 東京都建築士事務所協会/公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部
協賛
株式会社アール・アイ・エー/株式会社市浦ハウジング&プランニング/株式会社NTTファシリティーズ / 株式会社大林組/鹿島建設株式会社/株式会社建築資料研究社 日建学院/大成建設株式会社/日新工業株式会社/一般財団法人日本建築センター/三井住友建設株式会社
協力
首都高速道路株式会社
スポンサーリンク