温又柔 × 南映子 × 管啓次郎「…だって文学!」『空港時光』(河出書房新社)『狂人の船』(松籟社)刊行記念
2018年09月22日(土)
空港を舞台とする短編集『空港時光』を上梓したばかりの小説家・温又柔。ウルグアイの作家/詩人・クリスティーナ・ペリ=ロッシによる『狂人の船』の翻訳を出版したばかりのラテンアメリカ文学者・南映子(彼女は『空港時光』収録「音の彼方へ」に登場する”エイコさん”でもあります)。
<文学>を大きな糧とし、それぞれに<文学>と向き合って生きてきたおふたりに、人生の半ばで、改めて人間のこの営みについて語っていただきます。旅とは、母国とは、言語とは何? つねに出会いと別れに彩られ、それらをつうじて私たちに身近な場所や遠くの世界の新たな見方を教えてくれる物語の力とは?
題して「…だって文学!」。「だって」は逆接の意味でも、「~でさえもまた」というとりまとめの意味でも、どちらでもいいのです。言葉に全身でぶつかって、私たちは私たちになりました。ひさびさに再会する気のおけない友人たちのおしゃべりに、あなたもぜひ立ち会ってください。
司会・進行を務めるのは管啓次郎。温とは東京から北投にいたる一連の「ヘテロトピア」プロジェクトの仲間。そして南によりスペイン語に翻訳されメキシコで出版された詩集Agend’Ars の作者です。
- 日程
- 2018年9月22日(土)14時~16時(13時30分開場)
- 出演
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温又柔
南映子
管啓次郎
(敬称略) - 料金
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前売 1,500円 + ワンドリンクオーダー
当日店頭 2,000円 + ワンドリンクオーダー