山形浩生 × 阿部重夫「post-truthをどう生きるか」 『真実について』(亜紀書房)『これは水です』(田畑書店)W刊行記念

2018年08月25日(土)

世のなかにあふれる屁理屈や、その場しのぎの言説が持つ「真実」への軽視。
これらを痛烈に批判し、「真実」の復権とその「使いみち」について現したフランクファートの『真実について』。

自死を遂げる3年前、ケニオン大学の卒業講演で「考える方法を学ぶ」ことが人生にとってどれほど重要かを語り遺した、ポストモダン作家、デヴィット・フォスター・ウォレスの『これは水です』。

両著の訳者である山形浩生さん、阿部重夫さんに日本でも本格的に顕在化した〝post-truth〟状況の中で、〝事実〟を見つけ出すことや難しさや、〝真実〟の正しい運用方法について、両書をもとにお話いただきます。

また、お二人に共通する〝ディック翻訳者〟として。
SFとポストモダン小説について。
日本未踏の天才作家デヴィット・フォスター・ウォレスについて。
そして経済学、ジャーナリズム、政治をめぐる「事実と真実」について。
後半は総アラカルト方式の乱打戦を予定しております。
是非ご参加ください!

日程
2018年8月25日(土)19時~21時(18時30分開場)
出演
山形浩生
阿部重夫
(敬称略)
料金
前売 1,500円 + 1 drink order
当日店頭 2,000円 + 1 drink order