大阪市中央公会堂開館100周年記念 特別展 「大大阪モダニズム — 片岡安の仕事と都市の文化 —」

2018年07月21日(土)〜2018年09月02日(日)

大正14年(1925)、大阪市は市域拡張によって面積・人口ともに東京市を抜き日本第一の都市となり、当時世界第6位の大都市「大大阪」が誕生しました。御堂筋の建設や公営地下鉄の開通、築港整備などが進み、また大阪市中央公会堂、大阪商科大学(現大阪市立大学)、大阪城天守閣、大阪市立美術館などの教育文化施設が誕生しました。次々と都市計画が実現する中、機能性を重視した「モダニズム建築」が現れ、大衆文化にもアールデコ風の新しいデザインが取り入れられます。

今年は、大阪市中央公会堂が開館して100年の節目の年になります。そこで、大大阪時代の幕明けを告げるこの名建築の実施設計を手掛け、大阪の都市計画を指導した建築家・都市計画家の片岡 安の仕事を通して、大大阪時代の建築群と都市景観を展望します。また大大阪時代の都市美を描いた絵画を紹介し、大大阪モダニズムとも呼べるこの時代の美術・文化を再評価します。

本展覧会は、片岡安が初代校長を務めた常翔学園(その前身である関西工學専修學校)の常翔歴史館と、大阪の建築文化の専門博物館でもある大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)の主催により開催します。

日程
2018年7月21日(土)~9月2日(日)10時〜17時(入館は16時30分まで)
休み
火曜日、7月24日(火)は開館
料金
300円
主催
常翔学園常翔歴史館+住まいのミュージアム大阪くらしの今昔館
会場
大阪くらしの今昔館 企画展示室
アクセス:http://konjyakukan.com/akusesu.html
大阪市北区天神橋6-4-20