新型コロナウイルス感染拡大にともない、掲載時からイベント内容が変更となっている場合がございます。

阿部雅世 × 工藤秀之「ムナーリの本をつくる。日欧の極小出版社がめざす未来」『ブルーノ・ムナーリのデザイン教本 』(トランスビュー)刊行記念

2018年08月10日(金)

イタリアを代表するアーティスト、ブルーノ・ムナーリ。没後20周年を記念して、全国で巡回展が開催中です。ムナーリにとって「本」とは誰の手にも届く、最高の芸術作品でした。また、出版事業はたくさんの実験と挑戦に満ちた、とても個人的な活動であるべきと捉えていたと言います。

先駆的な発想に満ちたムナーリの本作りを支え、目指す本のあり方を実現するために出版事業を始めた、イタリアの小さな家族経営の極小出版社、コッライーニ。個性ある本屋を育てることにも積極的です。出版・流通・販売のすべてにおいて、異端とも言える独自のやり方に挑戦しながら、世界中に所望される本を、どんな風に作り、人々に届けているのでしょうか。

一方、日本で社員3名の極小出版社でありながら、同じく異端とも言える独自の取り組み、取次を通さず書店との直取引で新しい出版のあり方を目指す、トランスビューの工藤秀之氏は、コッライーニの特殊な本、ムナーリの集大成ともいえる最後の本を、どのように日本の書店に届けようとしているのでしょうか。

ブルーノ・ムナーリのデザイン教本『空想旅行』『点と線のひみつ』の翻訳者であり、制作者として、デザイナーとして、コッライーニと長年のパートナーシップを組んできた阿部雅世さんとともに、お話しいただきます。

制作者と出版社、書店の未来を示唆する、ちいさなヒントを掘り起こす一夜。欧州と日本をつなぐスカイプによるサプライズゲストにも乞うご期待。

日程
2018年8月10日(金)20時~22時(19時30分開場)
出演
阿部雅世
工藤秀之
(敬称略)
料金
前売 1,500円 + 1 drink order
当日店頭 2,000円 + 1 drink order
会場
本屋B&B
(東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F )
会場の場所をGoogleマップで開く
スポンサーリンク