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松田雄二・大原一興・山田あすか・古澤大輔
「福祉転用による建築・地域のリノベーション 成功事例で読みとく企画・設計・運営」

2018年06月21日(木)

高齢化が進み福祉・介護への需要が高まる一方、世態構成の変化や建物への社会的ニーズの変化などにより空き家・空きビルも急増している。それらのなかには、地域の人々に長く親しまれてきた建物や、立地に恵まれた建物も少なくない。こうした空き家・空きビルの福祉施設への転用は、コストを抑えることができる可能性がある一方、法的な制約も多く広がりが限られていた。

しかし近年、設計者をはじめ関係者の努力と工夫により、様々な成功が積み重ねられ、国土交通省も空き家・空きビルの有効利用に向けた法整備を真剣に検討している。

このような時代の要請に応え、本書では法規・制度のみならず、経営(マネジメント)の壁をどのように乗り越え良質な福祉空間を実現していくか、そのプロセス、成功例、諸外国の経験を幅広く紹介し、それらを踏まえ「福祉転用を始める人への10のアドバイス」を提言した。

本セミナーでは本書の内容を簡単に紹介するとともに、空き家、空きビルをまちの資産とするために設計者は何ができるのか、皆様とともに考えてゆきたい。

日程
2018年6月21日(木)18時~20時頃まで(17時30分開場)
出演
松田雄二(東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 准教授)
大原一興(横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 教授)
山田あすか(東京電機大学 未来科学部 建築学科 准教授)
古澤大輔(リライト_D/日本大学理工学部 建築学科 助教)
プログラム
(1)主旨説明 松田雄二
(2)福祉転用と地域のリノベーション 大原一興
(3)福祉転用実現のための10のステップ 山田あすか
(4)福祉転用の課題と事例紹介 松田雄二
(5)社会シナリオの変化を受け止める転用事例 古澤大輔
(6)福祉転用を始める人のための10のアドバイス 山田あすか
(7)ディスカッション+質疑 大原・山田・松田・古澤
(敬称略)
料金
一般 1,000円、学生 無料
『福祉転用による建築・地域のリノベーション』をお持ちの方、会場でお買い上げの方は無料
定員
80名(事前申し込み制)
会場
東京大学工学部 1号館 15号教室
文京区本郷7-3-1
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