伊東豊雄「第1回 大三島から明日のライフスタイルを考える」伊東豊雄の6回連続講座 アジアから発信する建築 主催 JIA関東甲信越支部 金曜の会

2018年05月11日(金)

瀬戸内海の美しい多島海の中央に位置する大三島は、人口約6,000 人を有する、瀬戸内海で5番目に大きな島です。温暖な気候に恵まれ、みかんを中心とした農業が盛んで、冬から春にかけてはさまざまな種類の柑橘が景色を彩ります。また、島の中心部には日本総鎮守と呼ばれる大山祗神社が鎮座し、歴史ある「神の島」としても知られています。

地方創生が叫ばれる今、私はここ数年伊東建築塾の若い人々と島に通い、経済に勝る豊かさのビジョンを描こうとしてきました。

「土地に接した暮らし・時間を大切にする暮らし・自給自足を目指す暮らし・シェアする暮らし」の実現に向けて、空き家を改修して「大三島みんなの家」として活用したり、耕作放棄地を借りてぶどうを栽培し、ワイナリーをつくったり、自分たちの手で小さな旗を立てようとしています。個々の活動はいずれも小さなものですが、こうした地道な活動を積み上げることで、新しいライフスタイルを大三島から考えたいのです。

日程
2018年5月11日(金)19時~21時(18時30分開場)
対象
建築専門外でも、どなたでも参加できます
出演
伊東豊雄
(敬称略)
料金
1,500円(飲食物代を含む)・学生無料
定員
100名(事前申し込み制)
会場の関係で椅子席は80席になります
主催
JIA関東甲信越支部 金曜の会