倉方俊輔 知られざる「カトリック徳田教会」の建築・彫刻・物語を訪ねる
2018年05月12日(土)
これまでの建築史であまり光が当てられてこなかったもの。第二次世界大戦後の教会もその一つではないでしょうか。しかし、理想に燃えていた戦後という時代が確かに刻まれた対象なのです。
江古田に1953年に献堂された「カトリック徳田(とくでん)教会」は、伝統的なスタイルと見たことのない構成を併せ持っています。ステンドグラスも彫刻も当時の清新さを感じさせます。
背景には胸に迫る物語があります。隣の慈生会病院やベタニア修道女会、現在の江古田の森公園まで、1909年に来日したヨゼフ・フロジャック神父の貢献と、エリアの歴史がつながります。
今回、東京建築アクセスポイントの働きかけによって、教会にとって初めての公開が実現しました。徳田教会とベタニア修道女会の建物の内部と外を巡り、教会の方々に宗教建築としての見方も教えていただきます。
- 日程
- 2018年5月12日(土)13時15分〜16時15分
- 集合場所
- JR中野駅北口
- 出演
- 倉方俊輔
(敬称略) - 料金
- 4,000円
- 定員
- 15名
- 主催
- 一般社団法人東京建築アクセスポイント