基調講演 未光弘和「環境建築のデザインと事例─地中熱利用のZEH/淡路島の住宅」
再生可能エネルギー利用と建築デザイン
2018年05月12日(土)
国連COP21(パリ協定2015/12)合意をうけ、我が国ではGHG(地球温暖化効果ガス)を2030年までに26%削減することが表明された。
建築は古来より風雨や外敵から人間を守り、快適な環境を作るシェルターとしての機能を果たしてきた。産業革命以降の近代建築では、大量の地球資源を利用して豊かで快適な都市・建築を築いてきたが、一方で、地球温暖化の大きな原因ともなってきた。
ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)は、建築性能向上と再生可能エネルギー利用によって大幅な環境負荷削減が期待されている。今回は環境省のZEH補助制度に対応して、再生可能エネルギーのうち太陽熱/地中熱/蓄電池/木質構造に絞ったセミナーである。新たな環境住宅デザインに取り組む契機としたい。
- 日程
- 2018年5月12日(土)14時〜17時(13時30分開場)
懇親会(同会場):17時15分〜18時45分 - 出演
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第一部
挨拶・企画主旨 企画委員長/寺尾信子(JIA環境会議委員)
全環境省事業説明「ZEH化等による住宅における低炭素化促進事業」について
(環境省地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室)
基調講演「環境建築のデザインと事例-地中熱利用のZEH/淡路島の住宅」
未光弘和(株式会社SUEP)第二部「地中熱利用等の実践とデザインの融合」
(1)「事例:住宅」山本亜耕(山本亜耕建築設計事務所)
(2)「事例:公共施設」小倉寛征(エスエーデザインオフィス一級建築士事務所)
(3)「事例:歴史的建造物」照井康穂(株式会社照井康穂建築設計事務所)
(4)「事例:海外」大野二郎(太陽エネルギーデザイン研究会SDC会長)第三部「再生可能エネルギー利用建築の最新技術情報と普及状況』
(1)「最新・太陽熱利用」
中村正吾(一般社団法人ソーラーシステム振興協会)
(2)「最新・地中熱利用」笹田政克(NPO法人地中熱利用促進協会理事長)全挨拶・展望 JIA環境会議議長/小玉祐一郎
(敬称略) - 料金
- 1,000円(懇親会費を含む)
- 定員
- 120名(申込先着順)
- 主催
- 公益社団法人日本建築家協会 JIA環境会議