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より良い維持保全の実現のために 設計・施工段階でやるべきこと、やってはいけないこと

2018年07月06日(金)

建物の生涯にかかるコスト(ライフサイクルコスト)は、その約8割が保全費、運用費、修繕・更新費等の建物の維持保全のコストで占められています(当協会試算)。そして、維持保全の方法やコストの大部分が、企画・設計、施工の段階における考え方やその決定に左右されるため、維持保全段階で生じる不具合とその対策について、業務に携わりはじめる早い段階から理解しておくことが重要です。

そこで当協会は、建物のロングライフ化に資する人材を育成する事業の一環として、毎年3月に建築・設備・不動産に係わる企業の次代を担う若手社員等を対象に実施しているセミナー「建物のライフサイクルと維持保全」に続き、メンテナンス段階での不具合削減のためのポイントなどを解説する標記セミナーを開催することといたしました。

本セミナーでは、運用段階での不具合削減のために必要な考え方や、不具合事例とその対策方法、建物所有・メンテナンスの各社での取り組み事例など、若手社員等に知っておいてほしい基本的な知識や考え方について解説いたします。

ライフサイクルを考えた建物の維持保全に携わる、建物所有者(事業者)、設計者、施工者、維持管理者の皆様にぜひご参加いただき、不具合削減のための一助としてください。

日程
2018年7月6日(金)15時~17時15分
出演
「(仮題)より良い維持保全のために建物所有者がやるべきこと」
木下雄介(東京建物株式会社 ビルエンジニアリング部 建設グループ 設備チームグループリーダー、より良いメンテナンスのための設計・施工10の原則改訂委員会委員)

「(仮題)メンテナンス段階での不具合を起こさないために~不具合事例とその対策~」
山本義夫(株式会社東急コミュニティー ビル第一事業部 西南ビル運営部 技術主幹、より良いメンテナンスのための設計・施工10の原則改訂委員会委員)
(敬称略)

料金
一般5,000円(テキスト代を含む)
テキスト『より良いメンテナンスのための設計・施工10の原則 改訂版』(BELCA2016年9月)
定員
40名
主催
公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)
会場
BELCA 会議室(東京都港区浜松町2-1-13)
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