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建具組子の名工、最首實さんにまなぶ木工伝統技法「組子」

2018年04月21日(土)

組子(くみこ)とは釘を用いずに木材を組みつける技法のことです。

組子は古くから建築物の装飾として使われてきました。国内で最も古いものは飛鳥時代に建築された法隆寺の金堂や五重塔の高欄などに施されたものと言われています。その後平安時代末期には貴族の暮らす寝殿で建具に組子が使われるようになり、室町時代に入ると書院造りの建築が流行し、組子は一層の発展をとげました。障子の桟や欄間などにも細工を施すようになり、また使う道具の発達に伴い組子による装飾は、より緻密で繊細なものへと進化します。

最首さんのつくる建具組子は、2000年に指定伝統的工芸品として千葉県から選定されました。最首さんを講師としてお招きし、組子の技法のお話しをはじめ、作品の展示とそれらについての解説をいただきます。

また最後に組子の技法を用いたコースターづくりのワークショップをご用意しています。組子についての知識を深め、あわせて伝統技法のものづくり体験をお楽しみください。

日程
2018年4月21日(土)13時~15時30分
出演
最首 實(敬称略)
料金
2,000円
主催
無印良品
会場
旧老川小学校(千葉県夷隅郡大多喜町小田代524-1)
校舎入口にお集まりください
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