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第24回公開フォラム「災害をのり越える林業と木の建築」

2018年06月03日(日)

近年、大震災に加えて豪雨水害の被害も相次いでいる。特に昨年(2017年)の九州北部豪雨水害においては、土砂崩れと大量の流木による被害の増大も指摘され、スギの人工林の保全と利用がその面からも問われている。今後、大震災、台風や集中豪雨による水害の多発が予測される中で、成熟期を迎えた日本の人工林の利活用について、森林の防災と災害復興に果たすべき役割を重ねて議論することで、災害を乗り越える林業と木材と建築の課題を明らかにしたい。

日程
2018年6月3日(日)14時40分~18時
プログラム
開会挨拶
松留愼一郎(特定非営利活動法人 木の建築フォラム 理事長)

趣旨説明
安藤邦廣(建築家、筑波大学名誉教授)

話題提供
「治山治水からみた森林の変遷とこれからの森づくり」
 太田猛彦(東京大学名誉教授) 
「成熟期を迎えた人工林と林産業の課題」
 速水亨(速水林業)
「製材業の立場から朝倉水害について考えること」
 杉岡世邦(杉岡製材所)
「復興支援とアート 朝倉水害流木再生プロジェクト」
 知足美加子(彫刻家、九州大学芸術工学研究院准教授)
「東日本大震災における木材を活用した復興住宅の取り組み」
 安藤邦廣(建築家、筑波大学名誉教授)

パネルディスカッション
コーディネーター:
槌本敬大(国立研究開発法人 建築研究所)
パネリスト:
太田猛彦、速水亨、杉岡世邦、知足美加子、安藤邦廣(前掲)
総括:有馬孝禮(東京大学名誉教授)

まとめ
加来照彦(㈱現代計画研究所)

懇親会
(敬称略)

料金
2,000円 予定(資料代)
定員
200名
主催
特定非営利活動法人木の建築フォラム
会場
東京大学農学部弥生講堂一条ホール(文京区弥生1-1-1 農学部正門横)
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