mASEANa Project 第5回国際会議「モダンライフと都市:日本と東南アジアの近現代建築」
2015年11月に発足したmASEANa Project 2015-2020は、ドコモモジャパンと国際交流基金が共同で開催する、東南アジアの近現代建築を日本と現地の人々で考えるプロジェクトです。第1回東京(2015年11月)、第2回ハノイ(2017年1月)、第3回東京(2017年3月)、第4回ジャカルタ(2018年1月)に続き、今回第5回国際会議をフランク・ロイド・ライト設計の自由学園にて開催いたします。
今回のテーマ「モダンライフと都市・建築:日本と東南アジアの近現代建築」は、ジャカルタで開催された第4回国際会議の内容を引き継ぐもの。今回、日本を含むインドネシア、タイ、フィリピンの専門家が、戸建て住宅、集合住宅だけでなく、スポーツ施設が、都市やひとびとの生活にどのような影響を及ぼしたかを報告、議論します。
(同時通訳付き)
- 日程
- 2018年3月11日(日)13時〜18時30分
- プログラム
-
司会:頴原澄子(千葉大学、ドコモモジャパン)
ご挨拶
松隈洋(ドコモモジャパン代表、京都工芸繊維大学)
村田暁彦(国際交流基金文化事業部長)mASEANa Project とは?
山名善之(東京理科大学理工学部建築学科)基調講演:フレドリックシラハンとモダンリピング
Setiadi Sopandi(ペリタハラパン大学)ジャカルタ会議の報告
Nadia Rinandi(PDA)/林憲吾(東京大学生産技術研究所)第1セッション『住まいとモダンライフ』
モデレーター:岡村健太郎(東京大学生産技術研究所)日本の建築家と住宅デザイン1945-2017
塚本由晴(東京工業大学)日本における集合住宅とモダンライフ
大月敏雄(東京大学)タイにおけるモダン住宅
Pirasri Povatong(チュラロンコン大学)討議
第2セッション『スポーツ施設とモダンライフ』
モデレーター:平井充(メグロ建築研究所、ドコモモジャパン)マニラ、リサール・メモリアル・スタジアムの建築と歴史
Gabriel Caballero(ICOMOS Philippines)プノンペン1964:新興国競技大会と都市・建築
岩元真明(九州大学芸術工学研究院環境デザイン部門)戦後日本のモダンライフの変容:ワシントンハイツ・東京五輪・代々木体育館
豊川斎赫(千葉大学都市環境システムコース)討議
まとめ
村松 伸 (東京大学生産技術研究所)バンコク会議のプレゼンテーション
Pongkwan Lassus(ICOMOS Thailand)自由学園説明・見学
福田竜(自由学園)パーティー@自由学園食堂(参加費2,000円)
(敬称略) - 料金
- 無料
- 定員
- 100名(予約不要)
- 主催
- DOCOMOMO Japan(mASEANa Project 実行委員会)
- 共催
- 独立行政法人国際交流基金
- 後援
- DOCOMOMO International, ICOMOS ISC20c, mAAN
- 会場
- 自由学園明日館講堂
(東京都豊島区西池袋2-31-3)会場の場所をGoogleマップで開く- JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分
- JR目白駅より徒歩7分
イベント登録日:2018年03月04日

関連アーカイブ
- 坂倉準三・池辺陽・大髙正人・吉阪隆正+U研究室「建築からまちへ 1945 – 1970 戦後の都市へのまなざし」
- 大野秀敏 × 北山恒 × 塚本由晴 × 糸長浩司 × 松村秀一「21世紀の都市の要件 ファイバーシティ-縮小の時代の都市像をめぐって 」
- 「近現代建築の保存と活用について」
- 谷繁玲央・甲斐貴大・ツバメアーキテクツ・鞍田 崇・藤井智佳子 キュレーション 塚本由晴 「つかう」と「つくる」。暮らしの中のコモンズ gallery IHA 2018年夏レクチャーシリーズ
- 審査員:貝島桃代・塚本由晴・山名善之・宮下智裕・真野洋介・松田達「歴史的空間再編コンペティション2017」
- 世界遺産登録一周年記念シンポジウム「ル・コルビュジエ-日本における近代建築運動のひろがり-」
- 青木淳 × 鰺坂徹 × 松隈洋 パネル・ディスカッション「近代建築が問いかけるもの」Architalk ~建築を通して世界をみる
- シンポジウム「建築における瀬戸内的なもの」
- アレクサンドル・ブロツキーとイリヤ・ウトキン『キャンセル 1990年6月21日』邦訳版刊行記念パブリック・トーク
- 連続講座 建築士のための木造セミナー 第1回 松隈 洋「レーモンドと日本—木造文化に何を学んだのか」