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「3つの聖」:聖橋、ニコライ堂、湯島聖堂

2018年03月03日(土)

聖橋(1927年)は建築家山田守が設計した、美しい放物線を描く鉄筋コンクリート造のアーチ橋です。聖橋長寿命化工事を終え、2018年に土木学会選奨土木遺産に認定されました。聖橋の名前の由来は、神田川の両岸にある二つの聖から名付けられました。一つは「ニコライ堂」こと「東京復活大聖堂教会」、もう一つは「湯島聖堂」です。ニコライ堂はロシアの建築家ミハイル・シチュールポフが原設計を行い、ジョサイア・コンドルが実施設計を担当。1891年に竣工した、ギリシャ十字形のプランを持つビザンチン様式の聖堂です。関東大震災により鐘楼などが焼失したため、岡田信一郎によって修復が行われました。「湯島聖堂」の歴史は古く、1690年に徳川綱吉によって建てられた孔子廟から始まりました。しかし関東大震災で焼失してしまい、いまの大成殿(孔子廟)は伊東忠太によって鉄筋コンクリート造として再建されたものです。本ツアーでは「3つの聖」を巡り、御茶ノ水界隈を散策します。

日程
2018年3月3日(土)13時〜16時
集合場所
JR御茶ノ水駅聖橋口
ナビゲーター
和田菜穂子
(敬称略)
料金
一般3,500円、学生3,000円
定員
15名
主催
一般社団法人 東京建築アクセスポイント
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