町口覚 × 津田淳子「凝った造本の書籍をつくる工夫と、 それを世に送り出すための熱意と。」「デザインのひきだし33」刊行記念トークイベント

2018年02月27日(火)

造本を一般的な本の形から変えようとすると、さまざまな手間、いろいろな説得、かずかずのテストと、こなしていかなければならないことが多々ある。

デザイナーでもあり、出版者でもある町口覚さんが最近手がけた『Sakiko Nomura: Ango』は、世界初(!)の「ツイスト ハードカバー ブックバインディング」と名付けられた、本文ページが螺旋状にねじれているというすごい造本の書籍だ。くねくねしている。いったいなぜこのような形の本をつくろうとしたのだろうか。そしてどうやってこんなすごい製本を実現させたのだろうか。

『デザインのひきだし』も、毎号特集にあわせた造本をと思うと、どうも一般的でない形の書籍になることが多い。今月発売した33号も、一見「箱」のように見えるが、「箱のような表紙」にしたのも、流通上の問題で昔痛い目を見たからこそなのだ。

そういった凝った造本はどうやって考えるのか、それを実現するためにどう動けばいいのか。そして流通にのった時に何か問題は起こらなかったのだろうかなど、造本の工夫とそれをつくる前後のことをテーマに、町口覚×津田淳子が語ります。なかなか紙面には書けない話もでてくるスペシャルトークです!

日程
2018年2月27日(火)19時~20時30分(開場18時45分~)
出演
町口覚
津田淳子
(敬称略)
料金
対象書籍代。詳しくは下記詳細ページをご覧ください。
定員
50名
主催
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
共催
グラフィック社