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生活と民藝:柳澤邸、日本民藝館

2018年03月14日(水)

「民藝」とは柳宗悦が名付けた造語で、一般民衆が日用品として使っている美しい工芸品のことをさします。柳宗悦は濱田庄司や河井寛次郎らとともに新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指し、民藝運動を興しました。民藝品を実際に展示する場所を自ら設計し、1936年に「日本民藝館」として開設しました。その前年には自宅を設計しており、72歳で亡くなるまで暮らします。ツアー日はちょうど自宅(西館)の公開日に当たります。

柳澤邸(1951)は戦後の小住宅です。大きな切妻造りの屋根が特徴で、大谷石を使用した玄関など伝統的な民家の意匠が所々に散見されます。施主の柳澤君江はもとより、設計した伊東安兵衛は民藝を愛し、合掌造りの住宅なども手がけています。このたび一般財団法人柳澤君江文化財団のご好意により、特別に内部を見学させていただくことになりました。この機会に是非ご参加ください。

日程
2018年3月14日(水)10時〜13時
集合場所
京王線代田橋駅南口
出演
ナビゲーター:和田菜穂子
(敬称略)
料金
3,500円(柳澤邸活用維持のための寄付金含、日本民藝館入場料別、移動にかかる交通費別)
定員
10名
主催
一般社団法人 東京建築アクセスポイント
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