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むらを住み継ぐカタチ#08 日本一ちいさなまちでの住み継がれ方 山梨県早川町における山村留学と地域外支援活動、および上流研の戦略的な取り組み

2018年03月21日(水)

人口減少が進む地域では、移住者の受け入れに取り組む自治体が多い。しかしながら、その受け入れ制度は、表面的施策のため、地域側が求める移住者が来ない、あるいは移住者が定着しないなどの問題を抱える地域は多い。

早川の山村留学制度は全国屈指の成功事例として評価が高い。また、人口4人となった集落に、地域外支援者を受け入れ、結果として移住者の受け入れに繋がり人口が倍増した地域がある。さらには地域づくりのさまざまな施策を企画・提案・実行し、それぞれを結びつけ、行政や住民を支える上流研の取り組みは、戦略的かつ独創的である。

こうした一連の早川町の取り組みに着目し、①移住者・行政・地域住民の連携手法、②集落維持活動に対する地域外協力者、他出者受け入れの是非、③中間支援組織のあり方、の3点を中心に、人口減少地域の「住み継がれ方」を議論する。

日程
2018年3月21日(水・祝)9時30分〜12時
プログラム
開会挨拶
研究会趣旨説明 遊佐敏彦(奈良県立医科大学)
事例紹介
各地の住み継がれるカタチ:佐久間康富(和歌山大学)
話題提供
・望月一彦(早川町教育委員会)「早川町における山村留学の取組と保護者活動」
・望月信保(早川町古屋集落区長)「地域外支援者とともに行ってきた集落維持活動」
・上原祐貴(日本上流文化圏研究所研究員)「上流研の20年間の取り組み」
ディスカッション
まとめ
閉会
(敬称略)
料金
一般1,500円、学生500円
定員
30名(申込み先着順)
主催
日本建築学会 農村計画委員会 集落居住小委員会
会場
赤沢宿「清水屋」(山梨県南巨摩郡早川町赤沢193)
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