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福島復興の環境都市計画の視点からの検証および災害復興準備に関する公開研究会

2018年03月16日(金)

東日本大震災から7年,当小委員会では,福島の除染計画・除染事業に関して環境都市計画の視点から研究を進めるとともに、東日本大震災を踏まえた大規模災害対策に関する研究を進めてきた。第1部ではレジリエンスと持続可能性の視点から、総合的な計画立案の必要性が高まっている背景を踏まえ、原発事故と環境の関わりがどのようなものであるか、またそれを踏まえた環境都市計画がどのようなものであるかを報告する。

第2部では東日本大震災後,さらに深化展開しつつある「災害復興準備」の取り組みについて国交省や兵庫県,東京都と連携して進めてきた研究成果を報告し、大規模災害対策として大きな展開段階にある「事前復興」対策のさらなる発展にむけ、幅広い視点から討論をおこなう。

日程
2018年3月16日(金)10時~16時30分
プログラム
第1部:震災復興・福島原発事故の環境都市計画の視点からの検証
主旨解説:藤本典嗣(東洋大)、記録:斎藤伊久太郎(東洋大学地域活性化研究所)
報告1:「除染の完了」後の除染に関する課題と避難指示解除地域の復興に向けた課題 川﨑興太(福島大)
報告2:マクロバランスの国際比較と除染集約型復興政策 藤本典嗣(東洋大)
報告3:千葉県山武市の駅を起点とした地域資源マップづくり 斎藤伊久太郎(前掲)
報告4:京都市東山区六原の空き家対策とまちづくり 池田千恵子(大阪市立大・院)
報告5:浜の生活・産業・文化と防潮堤 伊藤香織(東京理大)
全体質疑

第2部:災害復興準備方策に関する公開研究会
主旨解説:市古太郎(首都大学東京)、記録:藤賀雅人(工学院大)
報告1:復興イメージトレーニングの意義と課題 加藤孝明(東京大)
報告2:首都直下地震,広域避難の推計と政策的検討 佐藤慶一(専修大)
報告3:南あわじ市における事前復興の試み 磯村和樹(ひょうご21世紀震災記念研究機構、神戸大)/牧紀男(京都大)
全体討論
討論まとめ:牧紀男(前掲)
(敬称略)

料金
一般3,000円、学生1,000円
定員
50名(申し込み先着順)
申し込みページ
https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=613392
主催
日本建築学会 都市計画委員会 事前復興・災害対策小委員会
会場
建築会館 会議室(東京都港区芝5-26-20)
会場の場所をGoogleマップで開く
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