海外における文化遺産保護の発展と教育プログラム─アメリカの事例より

2018年01月17日(水)

東京藝術大学では、2018年春学期より、日本における文化遺産の国際協力の担い手を育てるために、世界各地の文化遺産保護のために現場で活動する専門家を招いた「文化遺産国際協力実践論」を開講します。これに先立ち、同じく現場で活動する専門家を講師陣に揃えたアメリカのメリーランド大学カレッジパーク校の事例を学び、文化遺産の保護分野で活躍する人材を育成するための特色あるプログラム作りや卒業後のキャリアプランについて検討する会とします。

第一部は、アメリカの文化遺産保護の発展、およびそれを受けて変化してきたメリーランド大学の教育プログラムを事例とした講演(英語のみ)を行った後、アメリカンセンターJapanより米国国務省によるアメリカ留学に関するサービスの案内があります。第二部では、海外で文化遺産保護について学んだ専門家をお招きし、留学時の経験を踏まえての帰国後のキャリア形成についての座談会を行ないます。

海外留学計画・準備を進めていく上で参考になるかと思いますので、海外留学に興味がある方も是非ご参加ください。

日程
2018年1月17日(水)18時15分〜(18時開場)
出演
開会挨拶 桐野文良(東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室長)
第一部 講演 
「モノと人のバランスーアメリカの文化遺産保護の実践」
ドナルド・ラインバーグ(メリーランド大学カレッジパーク校建築、計画、保存学部歴史的建造物保護専攻長)
英語での講演となります。

ご案内
「米国国務省によるアメリカ留学に関するサービス」
EducationUSAアドバイザー(アメリカンセンターJapan)

第二部 座談会 
「文化遺産保護を海外で学んで─経験を活かした帰国後のキャリア形成」
ファシリテーター 原田怜(東京藝術大学美術学部際文化財修復プロジェクト室特任研究員)
桑原佐知子(株式会社早稲田大学アカデミックソリューション 社会連携企画部 主幹研究員、かながわヘリテージマネージャー協会 理事)

閉会挨拶 木島隆康(東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室教授)
(敬称略)

料金
無料
定員
70名(申し込み不要)
主催
東京藝術大学美術学部国際文化財修復プロジェクト室
会場
東京藝術大学美術学部中央棟一階第二講義室()