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中島隆博 × 東浩紀 カントと孟子が語り合う──『道徳を基礎づける』(講談社学術文庫)刊行記念トークイベント

2018年01月18日(木)

西洋哲学を相対化するために、孟子を召喚する――。

カント、ルソー、ニーチェといった近代西洋の哲学者たちと、古代中国の思想家・孟子の思想を対比させて論じた、フランソワ・ジュリアンの『道徳を基礎づける』。
本書は2002年に講談社現代新書で刊行され、知る人ぞ知る名著として古書のプレミア価格がついたこともあったが、初刊から15年を経た2017年10月、講談社学術文庫に収録された。

本書は西洋哲学の限界を踏まえ、思想史を相対化するため、孟子の思想に注目する。
そして、洋の東西を超えて互いを理解するために、彼らが道徳をいかに論じてきたかを整理する。
ルソーは「憐れみ」、カントは「理性」、孟子は「惻隠の心」……。
それぞれの道徳観を参照しながら、スリリングな知的探究が展開される。

講談社学術文庫版の刊行にあたり推薦文を寄せた東浩紀が、翻訳者である中島隆博氏を招く必聴のトークイベント。

初刊から15年間の社会情勢の変化、中国哲学界の新たな動きなどを踏まえながら、比較哲学の可能性を掘り下げる。

日程
2018年1月18日(木)19時〜21時30分(開場18時)
出演
中島隆博
東浩紀
(敬称略)
料金
一般 前売券 2,600円
定員
56名
主催
ゲンロンカフェ
会場
ゲンロンカフェ
(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
  • JR・都営浅草線・東急池上線「五反田駅」西口から徒歩3分
  • 東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩4分
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