とめどないエネルギー:ガラスをめぐる探究と表現
2017年11月23日(木)〜2018年02月04日(日)
ガラスを表現の素材として用いる動きは、日本においては1920年代より見られ始めます。この動きは戦後から70年代にかけて、次第に拡大していきました。作家達は模索を繰り返しながらガラスを扱う方法を探究し、制作環境を整えていきました。可能性を探りながら未知なる領域を切り開き、自身の表現を追求することへの好奇心や熱気は、多様な作品が絶えず生み出されている現在の状況へと繋がっていきます。
本展で紹介する12名の作家は、変化し続ける社会状況や自身を取り巻く環境に向き合いながら、様々な視点からガラスという素材を捉え、作品を制作しています。彼らは制作行為の中で、素材と自身の感情、感覚、信念を重ね合わせ、かたちを作り上げています。「作ること」に対する終わりのない探究の中で生み出された作品は、新鮮さと力強いエネルギーに満ちています。こうした作品との出会いは、現在を生きることへのエネルギーや、想像を限りなく広げることの喜びを私たちの内に呼び起こします。
- 日程
- 2017年11月23日(木・祝)〜2018月2月4日(日)9時30分~18時
金・土曜日は20時まで。入場は閉場の30分前まで - 休み
- 第1、第3水曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)、1月10日(水)
- 料金
- 一般700円、大学生500円
- 出展作家
- 岩田藤七、各務鑛三、小柴外一、菅澤利雄、益田芳徳、竹内傳治、田嶋悦子、高橋禎彦、生田丹代子、伊藤孚、三嶋りつ惠、井上剛(展示導線順・敬称略)
- 主催
- 富山市ガラス美術館
- 後援
- 北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送、FMとやま、富山シティエフエム